1. はじめに

1.1 本書について

Windows 95 および Windows NT はマイクロソフト社の商標です。一般に文中の商標は各社のものです。本書では (TM) マークや (R) マークを省略いたします。

本書は jLinuxdoc-SGML を利用して作成されました。

1.2 ボードの特長

ArgoCraft ビデオキャプチャボードは、以下のような特長を持っています。

• PCI バス用アドインボード、高速なデータ転送が可能
• Plug & Play 対応、IRQ や I/O アドレスの設定は不要
• 最大 640 x 480 x 16M 色（フルカラー）の画像サイズ (*1)
• 最高 30 fps の高速キャプチャ (*2)
• NTSC 信号の入力端子が 6 系統 (*3)
• 外部信号同期出力

(*1)

Windows 95 および Windows NT では OS の問題に起因する制限があります。

(*2)

実際のキャプチャ速度は動作環境に依存します。

(*3)

別売りの拡張ケーブルが必要です。

1.3 必要な動作環境

ArgoCraft ビデオキャプチャボードをご利用になるためには、以下の条件を満たす IBM PC/AT 互換機が必要です。

1. PCI バス (Rev. 2.1) の空きスロット
2. 32MB 以上の物理メモリ
3. 次の OS のいずれか
   • Microsoft Windows 95
   • Microsoft Windows NT 3.5 または 3.51
   • Linux 2.0
   • FreeBSD 2.1.0 または 2.1.5

また入力源として、正しい NTSC 信号を出力するビデオ機器とケーブルが必要です。ほとんどのテレビ、カメラ、チューナー、業務用ビデオ、家庭用ゲーム機が利用できます。家庭用ビデオの再生出力は、正常にキャプチャできない場合があります。